先日角島で釣ってきたイカを、沖漬けと天ぷらで頂いた。
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今回は沖漬けの分以外は全部釣ってから野締め状態(釣り上げたあと締めずにそのままクーラーに入れたもの)。
釣ったその場で4,5杯まとめてジップロックに入れてクーラーへ入れていったが、本当は1杯ずつ分けて入れたほうが鮮度が落ちず、良いとのこと。
イカ同士が引っ付いたままだとすぐに臭くなってしまうんだとか。
一緒に行ったメンバーは、雨の日のデパートの入り口にあるような、ビニールの傘袋を持ってきており、
それに1杯ずつ入れて、空気を抜いて、口をキュッと縛っていく。
これにはナルホドと感心した。
これなら、帰ってそのまま冷凍庫に入れるだけである。
自分は家に帰ってから一杯ずつラップにくるんで冷凍庫へ。
一方、沖漬けの方は、こちらも船上で釣り上げて直ぐにジップロックに入れて、仕込んできたタレをドボドボ注いで、クーラーへ。
こっちはタレに浸かってるし、何杯か纏めて入れてもよかろう。
知らんけど。
で、帰ってジップロックのまま冷蔵庫に入れ、一晩浸けて出したのがこちら。
船だとよく気がつかなかったが、ヤリイカとスルメイカが混ざっていた。
こいつらの胴体を引っ張り出して、内臓と目玉、嘴を取り、洗わずに細く切って盛り付け。
とっても簡単だ。
スルメイカのほうが茶色っぽく、歯ごたえがある。
味自体にはあまり差はないかな。
どちらも美味い。
前回沖漬けを作ったときも同じくらいの浸け時間だったが、やはりもう少し浸けても良い。
残りのやつは、同じくジップロックから出して、洗って捌いてから、同じタレに入れ、鷹の爪も入れてもう一晩漬けてみた。
こっちの方が旨いかも。
匂いに敏感な方は、一回洗った方が臭みが消え、サラッと仕上がるのでお勧めだ。
あと、部位で言えば、個人的には、額の部分というか、目と内臓のつけ根の間の部分が1番旨いと感じた。
お次は天ぷら。
冷凍したものを流水解凍し、同じように捌いていく。
冷凍したほうが皮なんかも剥きやすいというが、本当だ。
胴体には隠し包丁を入れて短冊状にカット。
ゲソは2,3本ずつに切り分け、塩を振って水分を拭き取る。
これに衣を付けて170度の油で揚げていく。
2〜3分くらいでいい感じに揚がるが、油が跳ねまくるので要注意だ。
塩をして水分をしっかり抜いておくのを怠ると痛い目を見る。
自分は適当にやったので、めちゃくちゃ飛んで、火傷もしたし、キッチンが悲惨な状態になった。
痛みと引き換えに出来たのがこちら。
ん無茶苦茶旨い!
鮮度が良いからか、噛む程に旨味と甘味が口に広がり、油の香ばしさと程良い塩味が、それを一層引き立てる。
今まで、結構ちゃんとした店で食ったものより断然美味い。
これがイカ天か。
今まで食ってきたイカ天は一体…
野締めで、ジップロックに纏めて入れて持ち帰ったが、全く臭くもなく、大満足。
まあ、でも次回はちゃんと1杯ずつ分けてみよう。