庭にドッグランを作ろうと思い立ったので、完成までの過程を記録していこうと思う。
《経緯》
先週末
いつものように近所の釣川にでも出掛け、神キャストを連発して爆釣伝説を歴史に刻もうと思ったが、
庭の草がボーボーになり過ぎていたため、仕方なく草刈りに勤しむことにした。
無駄に広い我が家の庭は、外構に掛けられる予算がなかったため、大半が剥き出しの土のまま。
梅雨明けから10月くらいまで雑草が猛威を振るい、刈っても刈っても追いつかない勢いである。
一方で、一部芝を張っている区画は、芝が勢いよく伸びてくるものの、厄介な背の高い雑草は殆ど生えてこないため、幾分か、いや、だいぶ管理が楽である。
夏場の芝刈り頻度も2〜3週間に1度程度、刈払機でやるもんだから、虎刈りの軸刈りであんまり見せられるものでもないが、遠目で見る分には問題ない。
法面部分に至っては刈るのが面倒で、2年くらい放置していたため管理もクソもないのだが、雑草はほぼ生えてこなかった。
まぁ、放置しすぎて20センチ以上に伸びて、久々に草刈機でバリバリやったら案の定、軸刈りでほぼ茶色になってしまったのだが…。
根っこは生きているっぽいから、そのうちにまた緑になるでしょう。
知らんけど。
綺麗なシャキッとした庭より、少しワイルドなくらいの方がええんじゃい。
前置きが長くなったが、土剥き出しの区画の草刈りに追われるのがツラいし、そのせいで釣りの機会が失われるのも癪なので、芝を張る決意をした。
昨年我が家に犬がやってきたので、ドッグランにもなるし、丁度良いだろう。
うむ、庭にDIYでドッグランか。
しゃれとんしゃあ〜。
《芝選び》
さて、芝を張ると決めたら、芝選び。
和モノと洋モノがあり、その中でもいくつかの種類があり、それぞれに適した気候や使用条件があるようだ。
和モノでは、
野芝、高麗芝、姫高麗、TM9(高麗芝の改良型)があり、前者のほうがよりワイルドで強く、後者のほうが葉が細くて密になる模様。
全て暖地型と呼ばれる暑さに強いタイプである。
洋モノのほうは、
バミューダグラスとかティフトンとかの暖地型の他、センチピードグラスやブルーグラスなどの寒冷地型もある。
小型犬のドッグランなので、ある程度の踏みつけ耐性があれば良いので、気持ち良さも考えてそんなに硬くない品種が良い。
好みの問題もあるが、和モノ派の自分は、暑さに強く、硬すぎず、弱すぎず、の高麗芝が良いだろう。
ちなみに、ティフトンはサッカーグラウンド等に使用されていることが多く、柔らかくてフサフサ且つ、驚異の成長の早さで傷んだ箇所もすぐに修復してくれるという、なんとも魅力的なメリットがあるらしいが、
夏場の刈り込み頻度が週一でも足りないという芝奴隷仕様のため却下。
高麗芝、君に決めた!
《芝の仕入れ》
芝の種類を決めたら、次はどこで仕入れるか。
やはりここはネットだろ。
と、色々調べてみるが、高い。
なんと言っても送料が高いよ。
m2あたり3,000円は平気でする。
張ろうと思っている面積は100m2くらいで考えているので、30万円ナリ。
ふっ、
無理。
軽トラ転がして芝農家に直接買い付けに行けばもうちょい安く上がるだろうが、1件1件問い合わせて確認していくのは面倒だ。
で、建築家の知り合いに相談してみたところ、ハンズマンで買うのが1番安上がりだとのこと。
なるほどねー。
ハンズマンはちょっと遠いので、近くのコメリに行ってみたら、あったあった。
取り寄せできるやないか。
よくホームセンターの店頭に置いてある芝は鮮度の怪しいものが多いが、これなら入荷してすぐ受け取れるので、幾分マシであろう。
生鮮品なので、当然ながら保証は無しだが、これは仕方ないかな。
ということで、高麗芝をとりあえず30m2分予約。
上手くいったら拡張していこう。
納品は10/1〜2なので、それまでに荒地を耕して待つとしよう。