家を建てたときに倉庫を付けたのだが、釣りにSUPにキャンプに庭いじりと、物がどんどん増えてしまい、かなりゴチャゴチャしてきてしまった。
昔から整理整頓が苦手だったが、これは流石にあんまりだなぁ。
物を取り出すだけで、悪魔的ストレスである。
ということで、重い腰を上げて、週末は収納棚を取り付けることにした。
ちなみに、右側に埋もれている棚らしき物は、引っ越してくるだいぶ前、2013年にDIYで作った本棚一体型TVボード。
新居の収納はほとんど造り付けにしたため、行き場がなくてそのまま倉庫にぶち込んでいたが、倉庫の棚としては非常に使い勝手が悪く、この有り様に。
捨てればよかったのだが、メチャクチャ苦労して作った初めてのDIY大型家具で、愛着もあったので断捨離できず。
自分で図面を引いて、ホームセンターで板買ってきて、GW休暇を全て捧げて作った力作である。
この通り40型のテレビとお気に入りのオーディオシステムがスッポリ。
ちなみに材料は厚さ18mmのパイン集成材。
太軸のステンレス木ネジとボンドでガッチリラーメン構造に仕上げ、背板無しでもかなり頑丈な作りにしつつ、上下方向は分割できるようにダボ差し込みで固定している。
塗装は柿渋の4回塗りに蜜蝋コーティングというこだわりっぷりで、一生使えるクオリティだ。
うーん、改めて思い返せば、処女作にして傑作。
やはり捨てるのは忍びない。
ということで、そのまま子供部屋にぶち込むことにした。
オモチャが増えて子供部屋も散らかり放題だったが、思いのほか収まりが良く、しっくりくるではないか。
柿渋塗装も年期が入って良い風合いを出している。
いや〜、良いやん。
やっぱ捨てんで良かった。
というか、初めから子供部屋に置けばよかった。
で、話は戻ってようやく本編の倉庫の棚の件。
素人仕事だが、手順を紹介してみる。
<1.設計>
物を全部出して採寸し、配置を考える。
下のような感じでエクセルとかパワポを使うと便利。
簡易的だが、描画ツールで寸法を入れればオンスケールで書けるし、回転とかさせられるから、パズルの要領で設計できる。
<2.買い出し>
イメージが出来たらホームセンターへ木材と固定具の買い出し。
しかし、高いな…
ウッドショックの煽りか、なんかイメージの倍くらいするなぁ。
引越してすぐやっとけばもっと安く済んだろうに。
まぁ、悔やんでも仕方ないので、TVボード作ったときと同じ厚さ18mmのパイン材をチョイス。
重い物乗せる棚板はこのくらいの厚みあると安心。何せ、テントとかが結構重い。
補強すればもう少し薄くても良さそうだが、面倒だし、結局補強の板やら金具やらで、手間の割に金額もそれほど差が出ないと思う。
長さ1,820 x 幅400 x 厚さ18mm x 2枚購入。
税込価格 4,480円 x 2枚 = 8,960円。
高いので、残りの板は昔のDIYの残材を流用。
ブラケットはこれにした。近所のホームセンターではこれが最安かな。ビス付き。
税込価格で
350 x 300mm が438円 →2個
300 x 250mm が378円 →4個
250 x 200mm が298円 →2個
で計 2,984円
しめて12,000円くらい。
<3.取り付け>
ブラケットの取り付けはこんな具合。
床や天井を基準に物差しで長さを計り、ブラケットの位置を壁にマーキングし、ネジを止める位置にドリルで下穴を空ける。
あとはブラケットを押さえながらネジを締めていくだけ。
石膏ボードの壁に固定する場合は要注意。
以前の記事で注意点を少し紹介しているので、暇な人はご参考まで。
あんまり詳しく説明していないので、詳しくはgoogle検索推奨。笑
ブラケットは長い方が垂直になるようにするのが基本。
板厚が18mmあるので、取り付け間隔は1mくらい飛ばしても問題ないかと。
今回は奥行き400mmの板に対し、ブラケットの水平方向の長さは250mmのものをチョイス。
よほど端っこに荷重をかけない限りは問題なし。
あとは同じ要領で棚板を固定していき、完成。
だいぶスッキリした。
地面が見えるぜ。
まだ奥の方の子供用プールがごちゃごちゃしているので、この収納はまた別途考えよう。
使った道具⬇️