その1の続き
fishing-camping.hatenablog.com
湯布院インターに到着するころには雨も小降りになり、なんかいけそうな感じに。
とりあえず、腹ごしらえをと、湯布院の『花野そば』さんへ。
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僕は鶏肉そばを注文。
優しい出汁の、お上品なお蕎麦でございました。
食事を済ませ、さぁいよいよ、目的地へ。
目的地に続く『やまなみハイウェイ』は高速道路ではなく、山の県道で、晴れていれば絶景が広がる名道であるが、雨と霧では、ただのしんどい山道である。
幸い、途中から少しずつ雲間が見え、綺麗な山の景色も拝むことができた。
無事にキャンプ場に到着し、cafeボイボイの受付でチェックイン。
若い女性と、優しそうなオーナーが出迎えてくれた。
奇跡的に雨も上がり、遠くの山の稜線もしっかり見える。
これは中々の絶景キャンプ場である。
ちなみに客は僕ら以外に2組だけとのこと。
これだけの場所がほぼ貸し切り状態。
キャンプは平日の遊びだ。我ながら、正しい年休の使い方をした。
炊事場の近くの平地を選び、テント設営。
うちはまだテントを持っていないので、スノーピークのアメニティドームMのレンタルを予約していたが、丁度修理に出していたらしく、Lを貸してくれた。
家族4人で荷物を入れても広々で、かなり快適であった。
設営が済んだらビールで乾杯し、火を起こしてツマミ作り。
初っ端からメインの厚切り牛タン投入。
いきなり旨すぎた。
肉屋のディスプレイには薄切りしか無かったが、頼んで厚く切ってもらったとのこと。
嫁でかした。
一生付いていく。
続いてサラダとトウモコロシとアヒージョ。
アヒージョには後輩が持ってきたアンチョビソースを投入。
これまた美味。
アヒージョの供には当然バケットであるが、これを炭火で焼くと、旨さが天井を超える。
良い感じに日も暮れてきて、写真には納めていないが、夕焼けに染まる雲がとても綺麗だった。
完全に日が落ちると、雲間が広がって、感動的な星空が。
そして最後は締めのパエリア。
アサリの出汁が効いて、これまたウマ〜。
大満足。
最早言うこと無し。
その後、子供達を寝かせて、大人だけで静かに宴会。
12時に就寝。
夜中は雨風が強かったが、朝には止んでいた。
しかし、昼前から雨の予報で、遠くから分厚い雲が迫ってきていたので、先にテントを解体して、それからゆっくり朝食の支度。
朝食はサラダ、ホットサンド、ミネストローネ、フルーツ、そしてコーヒー。
ホットサンド焼き器は後輩持参のコールマン製で、マークが焼印になってシャレオツ。
キャンプ場で飼われている黒い犬がのっそりとやってきて、物欲しそうに、じーっとこっちを見ていた。
朝食が済む頃に、予想通りの雨。
雨に降られながら片付けて撤収。
帰りはキャンプ場近くの久住高原荘で日帰り入浴。
大人500円、露天風呂と室内風呂が1つずつのシンプルな温泉だったが、丁度良い湯加減で気持ちよかった。
風呂上がりはガンジー牧場でソフトクリームを食べて解散。
帰りは行きと違う山道を通ったが、霧と大雨で、土砂崩れに怯えながらひたすらクネクネ道を走り、高速に乗るまでにクタクタになってしまった。
雨の日は走りやすい道を選ぶべきと学んだ。
ボイボイキャンプ場は景色もきれいで、炊事場やトイレも清潔で大変快適であった。
全体を通して、決して天気に恵まれたという旅では無かったが、大人たちも子供たちも楽しめて、大満足。
オーナーも良い感じの人で安心感もあり、また来たいと思った。
そういえば、『なっぷ』の情報では釣りもできるように書いてあったが、場内の小川は小さくて釣りができるようなものじゃなかったな。
ちらっと見たところ魚の影もなかったし。
オーナーに尋ねてみればよかった。
また、寒くなる前にキャンプに行こう。