最近竿が増えてきて収納に困ってきた。
ロッドスタンドを買おうかと思ったが、置き場が無い。
となると、壁掛けが良い。
ネットで色々調べてみたが、あんまりしっくりくるデザインのものが無いし、そこそこ値段も張る。
Amazonとかで既製品がいくつもあるけど、何だかなぁ。妙に出っ張ってたり、壁の質と合わなかったり。
仕方がないので、自分で作ることにした。
色々な方法を考えてみたが、このフックがシンプルで壁のデザインを選ばず、取り付けも簡単だろう。
作るというか、ただフック付けるだけなので、いちいちやり方を説明するまでも無いと思うが、一応紹介してみる。
ちなみに、ネットで『自作 壁掛けロッドホルダー』と検索したが、やはり好みのものは見つからず、見た目的にはこれが1番スッキリしているといっても過言では無い。
と思っている。
《取り付け方法》
1.準備するもの
フック
シャーペン
プラスドライバー
2.マーキング、ポンチ
まず写真のように、付けたい位置の壁に押し当てて、穴をシャーペンでなぞる。
こんな感じで丸が書けたら、丸の真ん中に先の尖ったもの(細いドライバー等)を押し当ててポンチマークを入れておくと、あとでネジ込みやすくなる。固い木材にネジ込む場合は細いドリルで下穴を空けておくとスムーズ。
この一手間で楽にねじ込めるし、失敗もしにくい。
同じ要領で、お好みの間隔でマーキングを入れていく。
3.ねじ込み
マーキング、ポンチ入れが終わったら、あとはネジを回して固定するだけ。
はい、完了。
はい、簡単。
うむ、見栄えも悪くないだろう。
大きいツノにはグリップ側が、小さいツノにはティップ側がいい感じに乗る。
我が家の収納部屋は天井の梁が剥き出しなので、梁の懐に付けてみた。
フックの位置は好きに決められるので、ロッドケースもぶら下げられる。
リール付けたまま派なら高さ方向は20センチ以上間隔を空けた方がベター。
自分の場合、リールの収納は別の場所なので、間隔は20センチ弱にしたが、これだと下の竿にリールが当たってしまう。
長さ方向の間隔は80センチ前後くらい。このあたりはお好みで。
市販のちゃんとしたホルダーは竿が傷つかない様にEVAのクッション付きとかあるけど、美術品じゃあるまいし、んなもん必要無かろう。
どうせ防波堤とか磯とか直置きするし。
このフックが手に入らなかったら、ヘラクレスオオカブトのツノでもオケ。
取り付けは上下逆さに。
このフサフサがクッションにもなるので、竿の傷が気になる人でも安心だ。
愛竿を絶対落としたくないホールド性重視派の人にはアトラスオオカブトのほうが安心感ありだろう。
うーむ、甲乙つけ難い。
む、いかん、脱線してしまった。
ひとつ、壁に付けるときの注意点として、
壁紙の裏が石膏ボードの場合、普通のネジだと固定出来ないので、よく確認されたし。
一般的な住宅の壁は、厚さ12.5mmの石膏ボードに壁紙を貼って仕上げてある。
石膏ボードにねじ込んでも、すぐに穴がバカになってしまい、ネジがすっぽ抜けてしまう。
(参考)
こういう場合は、壁裏から石膏ボードを支持している木材(下地)までネジを到達させるか、石膏ボード用の固定具を使うのが確実だが、結構面倒だし、コストも上がってしまう。
壁に重量物を固定するときには必ずこの問題がつきまとうが、リール外した竿の重さを支えるくらいなら強めの両面テープとか、接着剤でフックを貼り付けるだけでも十分だと思う。
(壁紙の材質や接着の強さ次第)
ちなみに、ちゃんと下地にガッチリ固定したい場合、下地がどの辺に入っているかは見ることが出来ないので、これを探すには、下地チェッカーを使うと便利。
自分が持ってるのはコレ
マグネット付きで、釘が入っている位置に当てると、『カッチン』とマグネットがくっ付くので、鍵の場所がよくわかる。
釘があるってことは、そこには下地が入っているので、確認のために何回も針をブスブス刺さなくて済む。
DIYで壁に色々取り付けたい人は、一本持っておくと重宝するのでお薦め。
話が脱線してしまったが、フックだけの壁掛けロッドホルダー、いい感じ。
好みのホルダーが無ければお試しあれ。
今回使ったフック⬇️
10個入り1,599円
もう少し安いのもありそう。
一応寸法は問題ないと思うが、試してみたいと思われる方はご自身で確認されたし。