久々のブログ更新。
12月上旬以来、釣りにも行けず、気がつけばすっかり暖かくなってきた。
先日から母が九州を周遊中ということで、我々一家も便乗し、宮崎県は高千穂で合流し、一緒に観光することに。
土曜の朝に愛犬をペットホテルに預け、いざ車で現地へ。
昼過ぎに高千穂に到着し、バスセンターで母をピックアップ。
今年67になった母であるが、
2日ほど前から鹿児島に入り、東九州を回って岡山を経由し、金沢まで電車で一人旅をする途中とのこと。
この歳でもバックパック1つであちこち旅をするくらいで、まだまだ元気。
ただ、やはり会う度に見た目は年々老いていくので、こうして足腰がしっかりしている内に一緒に旅行できるのもそんなに無いのかと思うと、貴重な時間だなぁと思う。
さて、合流して腹ごしらえ。
妻は天庵という蕎麦屋に行きたかったようだが、なかなかの人気店のようで並んでおり、予約していた高千穂峡のボートの時間も迫っていたので、近くのカフェで済ませることに。
さて、メニューは、
ふむ、高千穂牛カレーか。
これにしよう。
ゴロゴロでホロホロの牛肉を想像し、ワクワクしながら待ってると、出てきたそれには、牛肉はサイコロみたいなサイズのが二切れほど入っているのみ。
まぁ、大事なのは味よ。
パクリ。
…こ、これは!
今思い出しながらこのブログを綴っているが、腹が立ってきた。
確か値段は1,300円だったと思う。
苦味というか、エグみというか、高千穂牛ブランドをここまで殺すのかという仕上がり。
これは海原雄山でなくてもキレる。
今までの人生で食ったカレーの中で1番不味かった。
カレーなんて、どんな作り方しても不味く仕上げることは不可能と言っても過言では無いと思うが、こんなに不味く作れるなんて、もはや凄い才能。
逆に褒めちゃう。
初の宮崎で早速出鼻を挫かれたが、気を取り直して高千穂峡のボート乗り場へ。
これは言わずもがなの有名な観光名所である。
手漕ぎの2〜3人乗りの貸しボートで、峡谷を200mくらい漕いで帰ってくるのだが、1艇30分5,000円となかなか強気のお値段設定。
2週間ほど前に予約をしていたので、すっと乗れたが、当日だと2〜3時間待ちの様子であった。
お値段設定はともかくとして、なかなか迫力ある景色を味わえた。
上の橋から見るとこんな感じ。
殆どのお客さんがボート初心者のようで、峡谷の入口に一度にボートが集中して芋洗い状態になったり、コントロールを失って滝に突っ込む輩がいたり、とってもカオスであった。
ボートを楽しんだ後、売店のほうを散策すると、釣り堀を発見。
いいね。いっちょ高千穂峡に爆釣伝説を刻むとしよう。
早速管理しているおじさんに尋ねると、釣ったニジマスはリリース不可で持ち帰りマストとのこと。
その場で焼いてくれたりするのか尋ねたところ、周りにあるヤマメの塩焼きを売っている店に交渉すれば対応してくれることもあるとのことだが、すでに閉店。
なぬー?まだ15時過ぎやで?
釣ってどーすんのよそれ?
観光客向けに商売する気あるんかいな。
ということで無駄な殺生になるので断念。
仕方なしに鯉の餌やりに興じることに。
うーん、メタボすぎじゃね?
どんだけ餌食わされとるんか。
なんかデカいのおると思ったら、チョウザメだね、これは。
調べてみると、宮崎ではチョウザメを養殖して国産キャビアを名物にしているようだ。
さて、やる事がなくなったのでホテルへ。
今回のホテルは『ソレスト高千穂』。
温泉や大浴場などは無いが、綺麗で快適なホテルだった。
ホテルでゆっくりしてから、夜は焼肉ジパングへ。
r.gnavi.co.jp
高千穂牛を堪能。
美味しゅうございました。
肉はこうでなくちゃね。
昼のカレーのハズレを挽回。
キムチやチゲも旨し。
満足満足。
ホテルに帰って子供達を寝かしつけ、夫婦でしっぽり晩酌して1日目終了。