ホリデイ珍遊記 〜釣りとキャンプと庭いじり〜

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【釣行記】響灘 オフショアキャスティング 6回目 悲願達成 2022/10/08

 

半年ぶりのオフショアキャスティング。

 

秋のビッグベイトシーズン開幕。

今年こそ10キロオーバーを獲る!

 

本日荒れ気味のため、船が出るか微妙だったが、午後に風が収まるのを待って15時出港。

 

夕まずめキャスティングオンリーの短時間勝負。

 

潮は大潮前の中潮

干潮からの上げスタート。

 

 

船が湾内を出るとなかなかの波!

厳しい戦いになりそうだ。

 

船長曰く、昨日は20キロ級メガマサを3本掛けたが根ズレ、ポロリで撃沈だったらしい。

ベイトはペンペン。コイツを追ってデカいのが入ってきている模様。

タックルはPE8号、リーダーは150lbのガチ仕様。

準備は万端だ。

 

ポイントに着いて、初めは別注平政220Fキョウリントビウオ。

波が高く風も強いのでキャストもアクションも難しい。

 

2流しほど投げたところでデカい水柱!

 

しかし、これはカスリもせず。

追い食いもなし。

 

ヤル気を見せんかいっ

 

 

もう1流し別注平政でノーマルジャーク、ロングピッチジャーク、ショートピッチジャークなどを試すが、反応なし。

 

次の流しでダックダイブF230にチェンジ。

 

数投してショートピッチジャークで近くまで引いてくると、水面がモワ〜と怪しげな気配。

 

足下までアクションを続けると、ヒラゴかヤズが2匹チェイスしてきたが、ルアーがデカすぎたかノーバイトでUターン。

 

魚はいるし、反応はある。

 

期待を胸に、この2つのルアーを1流しごとにローテーションし、色々なアクションを試す。

 

17時を過ぎ、日もだいぶ落ちてきたとき、

船長『2時の方向!ペンペン飛ばされた!』

 

夕まずめゴールデンタイム突入!

 

集中力が高まる。

 

ダックダイブをショートピッチでアクション。

 

と、

 

ズドンと水柱が立ち上がる!

 

手を止めて一呼吸の後、

 

ギューンと手元に重量が乗った。

 

ここからはもうアワセとかいう次元ではない。

 

船長の教えの通り、主導権を握らせる前に強引に寄せる。

 

竿を立てる余裕もなく、ほぼフルドラグ、15kgに設定したドラグがチリチリと出されていく。

 

この引っ張りで既にオートフッキングである。

 

テンションを緩めないようにチビっとポンピングしては可能な限り巻く。

 

ある程度寄せたところで魚が船底を潜り込んで逆側に走るので、自分もそれに合わせて右舷からミヨシを回って左舷へ移動。

 

揺れる船中、手摺に身体を預けながら移動し、無我夢中で巻き巻き。

 

竿を持つ手が限界に近い。

 

ようやくリーダーの結び目が水面に出たと同時に魚体が見えた。

 

デカい!

 

竿を立てて慎重に寄せてネットイン!

 

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ついに…

 

船長と硬く握手を交わし、膝乗せショット。
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正真正銘のデカマサ、6回目の挑戦にてようやく念願叶ったり。

 

満足感を噛み締め、ここからは消化試合だな、と思いつつ、同じくダックダイブを投げる。

 

ここで隣の仲間2人がオマツリ。

 

直しているあいだ、1人のラインがこちらに流れてきたので、自分はルアーを浮かべたままそれを待って、巻き始めようとしたとき、

 

ギューン!

 

えっ!?

 

完全に油断していた。

 

しかし、これはあまりデカくないか?

 

途中まで割と楽に寄ってきたが、ここでドラグがチリチリ言い出す。

 

船長『ミヨシまわって! いや遅い! トモの方行った! 魚の方に移動せな!』

 

モタモタしながらトモに移動している間にラインが右舷から左舷側にギューン!

 

バチン!

 

 

ラインブレイク。

 

15kgドラグでPEラインがスプールとラインローラーに食い込み、ガツンと引き出された瞬間の勢いでそこから破断した模様。

 

唖然…

 

PE8号が敢えなく飛ばされた…

 

船長曰く、20kgクラスのメガマサだっただろうとのこと。

 

この後、船長からの手厳しいお説教。

 

船長『判断が遅い!魚がこっち向いてるときは大きさ分からんけど油断禁物、15キロのドラグ出された時点で大物なんやけ、モタモタせんとすぐ判断してファイトしやすい位置取りせないかんよ!』

 

しょぼん…

 

 

魚もルアーとライン付いたままなので罪悪感。

もともとフック刺してる時点で鬼畜の所業だが、さらに酷い仕打ちをしてしまった。

 

ラインブレイクしないように適正なタックル選定や細めなラインチェックは無論のこと、ブレイクさせない技術が必要だ。

 

技術は一朝一夕では身につかないので仕方ない部分もあるが、この経験は必ず次に生かさねば。

 

今後フックもバーブレスにしよう。

 

 

この後ラスト2流し。

自分はライン組み直す気力なく、仲間達に思いを託す。

 

あちこちでペンペンが飛ばされるも、バイトなし。

 

今回、昨シーズン調査の良かったラピードや他のルアーには反応薄く、明確なバイトがあったのはダックダイブF230のピンクイワシのみ。

 

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獲物は124cm、14kg。

大幅記録更新。

 

嬉しいが、同時に大きな課題を感じた釣行であった。

 

次の目標は20kg。

そして、油断せず、冷静に、ブレイクさせない取り回しができるようイメトレだ。

 

 

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デカ過ぎて捌くの無茶苦茶大変だった…

 

<タックル>

ロッド:ダイワ BLAST C83MHS-V

 

リール:ダイワ セルテートSW 10000HG (スプール ソルティガ14000)

 

ライン:VARIVAS avani キャスティングPEマックスパワーx8

 



リーダー:VARIVAS Ocean Record ナイロン150LB

 

スイベル:システムBBパワー133lb

 

ルアー

 

 



 

 

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