先日、ソファーで愛犬と一緒に横たわっている時に、屁を催した。
尻の近くに愛犬がいたが、構わずに大砲を放った。
地を揺るがすような一発。
愛犬は一瞬ビクッと反応し、警戒態勢に入った。
本能で匂いを確かめるのだろう。
私の尻をスンスンと嗅ぐやいなや、もの凄い勢いで、前足で自らの鼻を引っ掻き、そのまま狂ったようにソファーに鼻を擦り付けるではないか。
おぉ、そこまでキツかったのか。
自分の屁はあまり臭わないほうだと自負していたが、人間の1万倍の嗅覚を持つ犬にとっては、まさに鼻がひん曲がる程の臭さだったようだ。
側で見ていた娘が面白がって嗅ぎに来て、
うわ、くっさ。
ふむ、どうやら人間にも強烈な一発だったようだ。
スマンスマン。
屁はさておき、
本日はオフショアキャスティングでヒラマサ狙い。
珍しく波風穏やかな日。
そして長潮。
期待薄だが、果たして。
5時半出港。
朝イチ、薄暗い内から、いつものポイントでキャスト開始。
ベイトはペンペン、サゴシが終わり、今はアジ、サバとのこと。
ルアーサイズは230前後の反応がよいらしい。
という事で、別注平政220FとダックダイブF190のローテーション。
前回の釣行でダックダイブF230をメガマサに持っていかれたので、Amazon で同じ物を再入荷しようと思ったが、間違えて230じゃなくて190を買ってしまった。
まぁ動きにはそんなに差がないが、軽いので若干飛距離が落ちるかな。
10流しほどやったが反応なし。
ここで隣の同船者のルアーにドデカイ水柱が上がったが、ミスバイト。
2,3回追っかけバイトがあったが結局乗らず。
残念!
使っていたのはラピードF230。
隣で見てても別注平政よりいい感じの動きするのよね。
それから数流しして、結局船中でバイトもチェイスもその一本。
キャスティングは諦めて深場へ移動し、ジギング。
本命はもちろんサワラ。
だって旨いもの。
リーダー100 lbで対策バッチリ。
水深は80m前後。
風が少し出てきて船の流れが早いので200gのロングジグで。
ベイトの反応はしっかり出ているようだが、
しゃくれどしゃくれど、これがンマァー、釣れない。
12時の潮止まりまでに船中でアカヤガラ1本、ヨコワ1本、フグぽつぽつという感じ。
昼飯を食って惰性でダラダラやっていたが、風が弱まってきたし、肩が痛くなってきたので、ウェイトを落として、撃投ジグ100gでやってみる。
100gでもなんとか底が取れ、シャクリもだいぶ楽になりいい感じ。
食いが渋いのでシルエットが小さいのも良いはずだ。
と、底から10シャクリくらいで違和感。
一瞬ジグが軽くなったので、手を止めてみると、生命反応。
すぐに電撃フッキングを決め、巻き上げる。
ゴンゴンと叩くような引き。
こりゃ鯛か?
サイズはそんなになので難なく上がってきたが、水面近くで急に走り出した。
青物か?
正解は
ハガツオ。
初めて釣ったわい。
隣のツレがベイトを引っ掛けたが、豆アジであった。
シルエットを小さくして正解か。
時合はすぐに終わり、船中で3本上がったが、すぐにアタリは止んでしまった。
そっからダラダラ、ゴロゴロしながら同船者の様子見。
…
ウトウトしていると、同船者がざわつき始めた。
ダブルでヒットしているようだ。
時合きたか?
飛び起きてジグを落とそうとすると、上がってきたのはフグとエイ。
はよ言わんか。起きて損したわ。
一応落としてやってみるが、反応は得られず。
結局、船中のジギング釣果は、アカヤガラ3、ハガツオ3、ヨコワ1、エイ1、フグポツポツ。
これが長潮やで。
時刻は15時、再びキャスティングへ。
風はすっかりやんで、波も殆ど無い状態。
別注平政とダックダイブ、ボアーをローテーション。
四十八手のあらゆるアクションを駆使するも、反応無し!
周りもそれぞれ思い思いのルアーを投げるが、反応があったのは隣のツレの一回のみ。
それも乗らず。
反応ルアーはまたもラピードであった。
そして、無情にも日が暮れて納竿。
イヤー渋かった。
結局アタリも含めてコイツだけか…
50センチジャスト。
炙って食ったが、こりゃ旨いわ!
臭みは殆どなく、ニンニクより、ワサビの方が美味かった。
卸したては身が柔らかく、ペーパーぐるぐる巻きで2日熟成(その間ペーパーは1回交換)してやると、いい感じに締まって旨みも増し、さらに美味しく頂けた。
狙って釣れるもんでは無いと思うが、コイツはまた釣りたい。