週末の3連休、墓参りを兼ねて家族で今治へ旅行してきた。
出発の朝、上の子供が熱を出してしまったが、なんとなく大丈夫そうなので強行。
北九州からは山陽道を通ってしまなみ海道のコース。Googleマップによれば、4時間半の道のり。
出発が遅くなってしまったし、生憎の雨なので、あまり寄り道せず真っ直ぐ向かうことに。
途中、下松サービスエリアで昼食。本当は岩国の『いろり山賊』に寄って昼食にしたかったが、あと30kmを我慢できず、空腹限界で断念。
レストランにはあまり名物らしい名物も無かったので、普通にカツ丼をチョイス。妻は瓦そば。
せっかくの遠出だから、コレだ!というものを食べたかったが、まぁしょうがない。(瓦そばは一応名物だけど、家でもよくやるし。)
そのあと福山西インターで降り、しまなみ海道へ。
天気がいまいちなので、折角の景色も半減だけど、それでも島々を渡る吊り橋からの眺めは壮観。
橋を渡って瀬戸内海を見下ろしながら、大三島に到着。
今回は、『旅館さわき』さんにお世話になった。
昔ながらの民宿という感じで、居心地のいいお宿。
宿泊客には近くのスパ『マーレ・グラッシア』のタダ券をくれるので、夕飯前に一っ風呂。
宿からは車で5分くらい。
妻が上の娘と入り、僕は下の娘と。
まぁまぁ人が入ってるなーと思いながら、洗い場で体を洗って、海水風呂に向かうと、なぜか一番広い浴槽なのに先客は2人だけ。
よく見ると全身にアートを施しているお方が入っておられ、もう1人はそのお方のお知り合いの様子。
あ、なるほど。
まぁ、かなり広いので、端の方に入っとけば大丈夫だろうと、その方を刺激しないように娘の手を引いて遠くの方から入ろうと歩いてたら、娘が豪快に滑って転倒し、号泣。
あ、やべ、と思い、咄嗟に辺りを見回すと、あのお方ががっつりこちらを見ている。
殺されるかと思ったが、なんとか、てへぺろでその場をやり過ごすことができた。
娘はこけてテンション下がっちゃって、ずっとくっつきっぱなしだったので、あまりゆっくり浸かれなかったが、海水風呂はとても温まった。
そういえば、この施設の入り口には、『泥酔の方お断り』の表示はあったが、『刺青お断り』は無かったな。
さて、宿に戻ったら、すぐに晩飯。
これでもか、というくらい、海の幸が並ぶ。
前菜はナマコ酢、カレイ?の南蛮漬け、イカとか色々入った唐揚げ、穴子の茶碗蒸し。
(写真撮り忘れた)
続いてメバルの煮付け。でかい。
舟盛りはアコウ、オコゼ、カンパチ、車海老、サザエ、クラゲ。
全て締めたてで、ピクピク動いている。
締めたてなのにちゃんと旨味もある。
そして瀬戸内といえば、鯛めし!
(これも写真忘れ)
これを食わないと瀬戸内に来たとは言えない。
まだ来るかと、極め付けに、鯛と車海老とヒオウギ貝の陶板焼き。
ヒオウギ貝は旨味そのもの!
そしてやはり鯛の塩焼きは王道の旨さ。
鯛の皮ってなんでこんな旨いんやろか。
むちゃくちゃ満腹!
失礼を承知で言えば、
決して『洗練された味』というわけではないが、やはり素材が抜群である。
高級懐石や寿司とはまた違った満足感。
これだけの晩飯と、朝食もついて、東京のビジネスホテル素泊まり1泊と同じくらいの値段だからすごいよね。
オススメです。
続く。
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