普段は竹林整備の活動が主になるが、筍が採れるこの時期は調査という名目で筍掘りができる。
放置竹林を整備することで、豊かな里山の生態系を再生し、ひいては土砂災害の抑制や水系の保全に貢献し、巡り巡って釣り場環境の改善を、
と高尚な動機でこの会に入会したが、自分はたまに活動に参加する程度で、こういうオイシイ時期だけ顔を出す、こすからい人間である。
ご覧のように会員皆さんの活動の賜物で、非常にきれいに整備されている。
ありがたや。
さて、昨年は都合が合わなかったので、筍掘りをやるのは今回が初めてである。
いざ、探してみるとこれが全然見つからない。
例年よりも発芽が遅れており、数が少ないのもあるようだが、落ち葉等が被さっていると全く見えない。
ベテランの方にコツを聞きながら、怪しげな場所をフミフミしていくと、足裏にとんがった感触があるので、ほじってみると、
あった。
先端が出ている。
ある程度ほじって根本が見えたら、鍬で一思いにザクリ。
採れました。ちと小さいが。
やっていくうちに、段々怪しげな場所がわかるようになり、いくつか収穫することができた。
この日採れたのはこのくらい。
この時期としては相当少ないようだ。
立派なやつも。
椎茸も栽培しており、大ぶりで立派である。
全員で平等に分け合い、持ち帰り。
その日の内にバーベキューでホイル焼きにして生姜と醤油で頂いた。
僅かにエグみがあるものの、やはり採れたては香りが高く、味も濃厚で美味い。
椎茸もブリンブリンでジュースィーでマイウーであった。
山の恵みに感謝。
山で体を動かすのも気持ちがいいし、今年は採るだけでなく、育てる活動ももうちょい参加しよう。