家のすぐ近所で野生の猿が出てるらしい。
イノシシや狸はよく見るが、まさか猿まで出るとは。
まぁちょっとした騒ぎになっているくらいなので、今では相当珍しいのだろうけど。
しかし、この自然豊かな宗像でも、10年前と比較すると野生の哺乳類をはじめ、生物多様性はかなり失われているのだとか。
つい最近家の裏山も大規模ソーラー発電所のためにかなりの広範囲の森が伐採された。
伐採されずとも、放置された里山は竹林が猛威を振るい、植物の多様性も脅かされている。
保水力を失った山は水害の脅威を増長し、農薬や化学肥料、工場や生活排水で河川は汚染され、水系、果ては海の生態系にも影響を及ぼす。
自然エネルギーを普及させるのは良いが、そのために自然を破壊するのはナンセンスだし、食料を得るための田畑が、別の食料資源を脅かすという矛盾が生じている。
意識せず送っている我々の生活が、山の生態系を破壊し、巡り巡って海の資源を減少させ、釣れる魚が減ってしまう。
なんてことだ。
我々釣り人はより一層、自分たちの生活を振り返らなければなりませんナ。
さて、なんだっけ。
そうそう、無花果の話だった。
昨年の春に植えた無花果、ロンドーボーデックスの成長が凄まじい。
これが昨年2020年5月上旬の植え付け時。
これが1ヶ月半でこうなって、
冬にちょっと剪定して、今年2021年の4月上旬。
そして7月下旬。
凄まじい勢いで枝が伸び始めた。
ちなみに周囲の雑草を刈って木の周りに積んどくだけで、他には無施肥。
当然無農薬。
去年は全く実を付けなかったが、今年は数十個成っている。
とりあえず、摘果はせずに様子を見てみよう。
収穫は秋かな。
猿に食われませんように。
連休の釣りはおあずけ。