山口県下関市の特牛(こっとい)で釣ってきたヤリイカで沖漬けをやってみた。
釣行編はこちら。
fishing-camping.hatenablog.com
まぁ、正確には自分はボウズで、友人に譲ってもらったのだが、タレは自分が仕込んできたものである。
沖漬けという名は、漁師が漁船で釣ったイカや魚をその場で生きたまま漬けダレにぶっこむ、というのが由来らしい。
釣れたヤリイカをそのままジップロックに入れ、漬けダレを流し込めば完了である。
あとは好みの時間漬けてから取り出して捌くだけ。
タレの作り方は至って簡単。
今回の配合は以下の通り。
・濃口醤油 :300cc
・薄口醤油 :少々
・酒 :300cc
・みりん :150cc
まず、酒とみりんを鍋に入れ、火にかけてアルコールを飛ばす。
よく、『一煮立ちさせる』という言葉があるが、いつもどの位の時間やっていいものか迷う。
そこで、アルコールが沸騰してきたら、チャッカマンで鍋の表面に火を付けてみると良い。
揮発したアルコールに着火するので、その火が消えたらアルコールが飛び切ったことが分かる。
※玄人料理人になったような気分を味わえるが、鍋の火が強すぎるとかなり高い火柱が上がるので、要注意!
その後、鍋に濃口醤油を混ぜて味見。
自分はここでみりんの甘さが気になったので、薄口醤油を足して、少し辛めにした。
あとは冷まして、ペットボトル等の容器に移し替えて釣り場に持って行けばよい。
20時間程漬けたヤリイカはこんな感じ。
墨袋を取って、骨と目と嘴を外し、適当な大きさにブツ切り。
肝はアニサキスが怖いので、念入りに叩いてから身に和えるとよい。
完成。
旨い!
少し気になったみりんの甘さも、イカの旨味と相まって、いい感じに調和している。
20時間だと少し浅いかなという感じだが、酒のツマミにはもってこい。
ご飯に乗っけて食べるなら、もう1日漬けてもいいかも。
ちなみに、友人が3日漬けたものがこちら。
かなり色が濃くなっている。
噛めば噛むほど味が出たそうな。
唐辛子入れたり、柚子入れたりして、色々試してみたくなった。